「ピアノの森」ピアノコンサート
一色まことさんの漫画「ピアノの森」をご存知ですか?
主人公・一ノ瀬 海(カイ)をはじめとする、若者たちが、ショパンコンクールに挑む姿を描いた感動のストーリーです。
「ピアノの森」はTVアニメになり、2018~2019年にNHK総合で放送されました。
当時、劇中では、次代のクラシック界を担う、世界の若手ピアニスト 反田恭平さん、牛牛(ニュウニュウ)さん、高木竜馬さんらが、キャラクターに合わせた吹き替え演奏をすることで話題となって、私も放送前からとても楽しみにしていました。
(ここで、ジュエリーを作っている私がなぜピアノの話題なの?と思われたかもしれません。それについては、プロフィールをご参照いただきたく、音楽やピアノについては、また別の機会に書いてみようと思います。)
TVアニメでは、「ピアノの森」のストーリーはもちろんのこと、キャラクターの心情を表現する声優さん、吹き替えのピアニストさんの演奏、キャラクターの弾く、ピアノの音の特徴が見事に映像化してあり、全てが素晴らしく、期待以上に感動した作品でした。
その中に登場するキャラクター、「雨宮修平」のメインの吹き替え演奏をしたのが、高木竜馬さんです。
「ピアノの森」コンサートは、二年前に初めて開催され ました。
このときは、反田恭平さん(阿字野壮介吹き替え演奏)、牛牛さん(パン・ウェイ吹き替え演奏)、高木竜馬さん(雨宮修平吹き替え演奏)の三人がご出演でした。
<反田恭平さんは、今年10月3日~開催される(実際の)「第18回ショパン国際ピアノコンクール2021」に出場されます。㊗>
アニメの登場人物の演奏に寄せた演奏会でしたが、皆さん、本当に素晴らしかった!
このとき高木竜馬さんの生演奏を、初めて聴きました。
TVからのピアノの音とは全く違って、ピアノの音が、「なんとふよかな音色なのだろう~。」と、とても驚きました。(やはり音楽は会場で聴くのが一番ですね。)
そして、雨宮修平ではなく、高木竜馬さんの演奏を聴いてみたい!と一瞬でファンになりました。
そのようなことで、先日、高木竜馬さんの「ピアノの森」ピアノコンサートに行ってきました。
ピアノは弾く人によって、同じピアノでも不思議と音色が全く違います。(これもピアノの魅力のひとつです。)
私個人の感想ですが、高木さんの奏でるピアノの音は、一音一音ふくよかで、温かく美しい響きは、例えるなら、陽だまりのような音。
そして、繊細さと、曲への思いや、内に秘めた情熱が、曲の全てに途切れることなく行き渡っていて~。全てが揃っている演奏は、本当に素晴らしく、聴けば聴くほど感動し、その凄さを感じます。
今回の高木さんの演奏は、漫画「ピアノの森」の名シーンで用いられた曲のプログラムで、ベートーヴェン「エリーゼのために」から始まり、ショパン「英雄ポロネーズ」など、あの感動の物語が、蘇ってきました。
感動の心温まる至福の時間でした。
高木さんは、「音楽は人の心と精神を健全に保つためにも、とても大切なものです。」と仰っています。
本当にその通り。
私にとって、ピアノや音楽は人生の一部であり、元気や勇気、そして癒しを与えてくれるとても大切なものです。
聴くのは基本はクラシックですが、ミュージカル、ロック、歌謡曲、etc、良い!と思う音楽は何でも聴いています。
ミュージシャンの音楽に対する思いと情熱は、ジャンルは違っても、共通する部分があり、それに触れたとき感動し、心も豊かになり「ああ、また聴きたいな」と思います。
今回の、高木竜馬さんの演奏会でもそれを確信することができました。
私は今、アクセサリーやジュエリーを作っているわけですが、 音楽を学んできたことや追及してきたピアノの音のイメージは、Musicシリーズの作品作りに、とても大切なものとなっています。
実は今、音楽を題材にしたコスチュームジュエリーを制作中です。 まだまだ時間はかかりそうですが、完成したらブログにUPしますので、また見てくださいね!
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