フランス・パリのアート誌「Rēpublique des Arts(レピュブリック・デザール)」作品掲載と評論
2024年2月にパリで配本されるアート誌に、私の作品も掲載され、芸術協会の会長様から評論を頂きました。
評論 フランソワーズ・イカール 氏
精神性の高い繊細でエレガントなコスチュームジュエリー
ジュエリーを購入することは、私たちが自信を飾るための行為である。
この小さなオブジェは、その素材や加工法、オリジナリティによって貴重なものとなる。
吉田実穂のジュエリーは、この第二の性質を備えている。
彼女の作品にはカラーパールが使われており、見ての通り、地味なものから装飾性の高いものまである。
そのペンダントは、”Pendentif-rune nordique antique”を意味するルーン文字をエレメントとして使用し、シンプルで純粋なラインを持っている。
毎日身につけやすいジュエリーだ。
どんな人むけか?
ペンダント本体にルーンを入れることで、幸運をもたらすお守りが欲しい人、あるいは珍しい文化的意味を持つものを身につけて注目を集めたい人向けである。
ルーンとは「秘密」を意味する。
ここで紹介するペンダントは左からベルカン(始まり)、ソロウ(太陽、成功)
ウンジュ(喜び、快楽)、カウナズ(炎)、ラグズ(水、直感)、これらのペンダントを身につけることは、お守りを身につけるようなものだ。
ユグドラシのネックレスは、北欧神話に由来したものである。
ユグドラシは世界の樹であり、吉田実穂はこの樹を過剰なまでに装飾的に表現することを選んだ。
しかし、概念ろして選ばれた樹を特定できるいくつかの兆候がある。
ネックレスの底にある房で終わる3つの円は、ユグドラシの3つの根、つまり3つの異なる
世界を結ぶ根を表している。
ネックレスは、中央にルーン文字が描かれたロゼットで構成されている。
評論
フランソワーズ・イカール 氏
2021年、芸術文化勲章を受勲。
芸術振興協会ARTEC会長、ヨーロッパと世界の女性アーティスト市民の会アルトゥエルスグループ会長、ラバーセ事務局長、フランス芸術記者組合会員、職業芸術家組合会員、
芸術・科学・文学会員。SMLH(レジオン・ドヌール勲章会員協会)準会員、ヨーロッパ
芸術科学文学アカデミー(AESAL)会員。
トゥール大学を卒業後、ルーヴル美術館の肖像画家であった父のもとでデッサンとパステルを学ぶ。教師としてのキャリアをスタートさせ、BTS(上級技術者免状)のコミュニケーションと心理社会学、創造性を専門に指導。ラジオ番組の司会、テレビ出演など多くのメディアでも活躍している。
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